国民年金は、20歳から60歳未満の全ての人が加入し、40年間滞りなく保険料を納付すると満額の年金が支給されます。
日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」によると、現在は月額65,075円が支給されています。
納付額により受給金額が変わってくるため、在職時の年収による受給額の差はなく、男女別の分布は以下のとおりです。
国民年金:男性
- 1万円未満…1万2693人
- 1万円~2万円未満…6万803人
- 2万円~3万円未満…22万1983人
- 3万円~4万円未満…70万6206人
- 4万円~5万円未満…134万5582人
- 5万円~6万円未満…312万4529人
- 6万円~7万円未満…849万4551人
- 7万円以上…38万1323人
国民年金:女性
- ~1万円未満…:6万6247人
- 1万円~2万円未満…24万4695人
- 2万円~3万円未満…74万63人
- 3万円~4万円未満…226万4161人
- 4万円~5万円未満…336万406人
- 5万円~6万円未満…454万1337人
- 6万円~7万円未満…598万7227人
- 7万円以上…144万306人
厚生年金は、年収により年金受給額にかなりの格差が生まれています。
国民年金の場合は年収による格差はないものの、そもそも受けとれる金額が少ないという問題点もあるようです。