20代後半の男性C、失業中の場合

県外の有名大学を出たことが自慢でプライドが高いCは、務めていた会社でトラブルを起こして辞職。あちこちに借金を作っていました。ローン返済が滞り始めたため、各借入先に辞職を伝えて今後の支払いについて相談し、再就職先を探して返済するようアドバイスしたものの、次のような言い訳をして実行に至らなかったのです。

  • 実家に戻ると、好きなことができないから嫌。
  • 掛け持ちバイトなんて就職できないヤツがやること。僕はしない。
  • 僕に見合った会社がないし、給料も安い。

結局Cは返済に詰まって行方不明になり、母親から連絡がありました。そして、会社に勤めている頃からキャバクラでの飲み代やブランド物の洋服代に給料をつぎ込んで貯金がなく、借金していたことが明らかに。

Cの場合、身の丈以上の生活していたため貯金がなかったのにもかかわらず、その自覚がないまま辞職。会社を辞めた後も同様な行動を続け、生活レベルを落せない一方で、会社や給料にこだわりすぎて再就職できず、パートやアルバイトもしなかったため、最後は行方不明という結末を迎えてしまいました。

40代後半の男性D、自営業(特産物の製造販売)の場合

最後は生活を立て直すことができたケースです。