さいごに
貯蓄状況は、家族構成や現役時代の収入などさまざまな要因の影響を受けるものです。
とはいえ、こうした貯蓄格差が生じる背景のひとつに、若いころからの貯蓄に対する意識の違いが考えられるだろうということは確かでしょう。
一昨年話題になった「老後2000万円問題」。ここでフォーカスされた2000万円という金額をみても、大多数のご家庭にとって、一朝一夕で準備できるものではないでしょう。
私たちの老後は思いのほかに長くなる可能性があります。長寿時代を見据えたお金の計画は早めのスタートが肝心です。
資産運用は、長い期間をかけるほどリスクが軽減しリターンが安定してきます。複利の力を借りて、雪だるま式にお金を育てていくことに繋がるのです。
お金の悩みや疑問はご家庭ごとにそれぞれ違います。また、お金の話は親しい友人やきょうだい同士でもなかなか出しにくいもの。
そんなとき、頭の片隅に置いておいていただきたいのが、資産運用のプロフェッショナルを頼る、という選択肢です。
ひとりひとりのライフプランに寄り添う「お金の貯め方・増やし方」を見つけ、お悩みごとの解決に繋がる糸口になるかもしれません。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年(2020年)調査結果」
- 厚生労働省「令和2年版厚生労働白書」
- 谷口裕梨(LIMO)「70歳以上世帯の貯蓄額はいくら?老老格差が生じる現状とは」