トヨタの商用車事業戦略「CASE」技術について

CASE技術は、CASE= Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化) の頭文字をとったものです。次世代自動車に関連する技術の総称だと言えるでしょう。

トヨタにおいて、CASE技術関連ニュースは重視しているものらしく、144件(2021年4月11日時点)と多くのニュースが公開されています。

また、「CASE技術」についてのまとめページも存在しており、力が入っていることが伺えます。

そして、トヨタがパートナーとしていすず・日野を選んだ理由は、合同記者会見のスピーチに現れていました。

今、求められていることは、CASE技術を磨き、普及させることだと思っております。
そのためには、インフラとセットで商用車に実装することが最も大切ではないかという考えに至りました。
そして、もうひとつ。「ユーザー目線」で見ると、荷主(にぬし)の方々は、日野といすゞ両方のトラックを使われております。

日野といすゞが一緒にやれば日本の商用車の「8割」のお客様と向き合い、その現実を知ることができる。
そこに、トヨタのCASE技術を使えば、多くのお客様の困りごとを解決できるかもしれない。

(「いすゞ、日野、トヨタ共同記者会見」より引用)