年金を損する記録の漏れ、誤り。発見には無料相談窓口で確認を

自分が将来年金をいくらもらえるのか、知りたくても実際に把握していない人は多いはずです。また、漏れていた過去の年金加入履歴などを追加することで、年金額が増える可能性もあります。

無料で年金の確認や相談ができる公的窓口や利用方法を紹介しますので、ぜひ使いこなしてみてください。

年金記録の修正で、年額が43万円から154万円に

日本の年金制度は複雑ですが、分からないままにせず、自分がもらえるおおよその年金額を確認しておくと将来への準備もしやすくなります。有料のファイナンシャルプランナーなどに相談しなくても、日本年金機構が運営する無料の窓口で親切に対応してもらえます。

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老後に受け取る年金額は、加入する年金制度や加入期間、保険料の納付状況などによって異なります。かつては受給資格を得るために最低25年間の保険料納付が条件でしたが、2017年からは10年間以上納付期間があれば受け取れるようになりました。

自分では受給資格がないと思っていても年金をもらえる可能性があるので、まずは確認してみてください。

また、受給資格や年金額のもととなる「年金記録」についても、確認しておくことが重要です。年金記録に「漏れ」や「誤り」があると、本来であれば受け取れる年金額を受給できなくなります。本人しか知らない過去の状況など心当たりの記録を窓口で伝えることで、調べてもらえます。

たとえば、過去に同じグループ会社内で転勤や出向を繰り返していたり、勤務先の会社が合併・社名変更・倒産したりという場合、転職のたびに年金手帳が新たに発行された経験がある人については、年金記録の漏れや誤りが多く発見されています。

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執筆者
渡辺 友絵

長年にわたり流通系専門紙編集部において取材や執筆、編集業務に従事し、通信販売・ネット通販専門紙の編集長を務める。官庁や各種業界団体、大手企業への取材を経験し、業界知識を生かしてビジネス系著書の発行、テレビ・ラジオ経済番組への出演、公演活動などを手がけた。その後、業界の人材育成を目指し、通信販売やネット通販にかかわる検定試験を行う一般社団法人を設立して代表理事に就任。テキストの執筆・編集、試験やセミナーの企画・運営などに従事した。現在はフリーのライター・編集者として、小売、EC、通販、金融、法律、教育、ジェンダーなどの記事をさまざまな紙媒体やWEB媒体に執筆している。現在、一般社団法人 ECネットワーク研究員、公益社団法人 日本印刷技術協会客員研究員、日本ダイレクトマーケティング学会 正会員・法務研究部会幹事。著書:『通販業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』(秀和システム)ブログ:「通販研究所