さいごに
今回は、『定年前後「50代~70代」ホントの貯蓄額はどう動く』と題して、各世代の貯蓄額・負債額・そして純貯蓄額をながめました。
40代以前は「目前の出費」に追われ、貯蓄どころではない・・・という世帯も多いかと思います。
収入がピークを迎え、住宅ローンや教育費が一段落ついた50代以降、貯蓄のピッチをあげて定年退職後の「老後資金」を準備していこう、と考えている人も多いでしょう。
とはいえ、資産運用は、一般的に、時間を掛けて長く運用するほどリスクが軽減し、リターンが安定する傾向があるといわれています。
ゆとりある老後生活のためのお金の準備は、30代、40代といった、できるだけ若い頃からスタートされることをおすすめします。
「金融商品ってたくさんありすぎて自分では選べそうにない・・・」「そもそもお金の相談って誰にしていいのか分からない・・・」
そんなお悩みがある人は、資産運用のプロのアドバイスを受けながら取り組んでいかれると心強いかもしれません。
参考資料
- 厚生労働省「高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~」
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました」
- 金融広報中央委員会「令和2年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」