4月から「学習用端末1人1台」家庭の通信環境・費用に配慮は?

進む「GIGAスクール構想」

小学校にタブレットが届いた! 利用登録の案内も

筆者の住んでいる地域の公立小・中学校でも着々と準備が進んでいます。

下の子が通う小学校では、3月に入ってタブレットPCがやっと学校に届きました。4月の新年度からの学習に取り入れるため、設定作業なども急ピッチ。全校児童1000人超えの大規模小学校ですので、かなりの作業量でしょう…。

学習支援のためのグループウェアにはGoogle社の「G Suite for Education」が採用されています。先日、学校から「グループウェアを使うために、Google Classroom(授業・課題提出サポートツール)に登録・ログインを」との通知が来たので、指示に従って登録を行いました。

今のところこれ以上の指示も情報もないため、4月からどうなるのだろう…と案じています。

学校のWi-Fi環境は整っていくけれど、家庭は?

GIGAスクール構想を実現するための費用は、各学校が必要とする項目で補助金の申請を都道府県の教育委員会に行い、それが取りまとめられて文科省で精査され、補助金が下りるという仕組みです。

コロナ下で日本のICT教育の遅れが明らかになった令和2年度の補正予算では、GIGAスクール構想に総額2292億円が計上されました。

PC端末の購入費はもちろん、これまで校内に無線LAN環境がなかった学校には設備工事費に対しても予算が充てられています。実際に我が子の通う小学校でも、今年2月から無線LAN設置工事がスタートしていました。

家庭に端末を持ち帰って学習することを想定し、予算のうち147億円は経済的にWi-Fi環境を整えられない家庭(低所得者世帯)に貸与するモバイルWi-Fiルーターなどを学校が購入するための補助に充てられます。

GIGAスクール構想の「多様な子供たちを誰一人取り残すことなく」という理念がこうした施策から垣間見えます。

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執筆者

マスコミ系の専門学校を卒業後、加工食品分野専門の新聞社にて編集者・記者・ライターとして勤務。結婚、第2子出産後は事務・接客業などさまざまな職種を経て、現在は自身の経験を元にウェブライターとして活動している。主に育児・家計・ライフなどについて、複数のメディアで執筆中。