国家公務員の平均月給はいくらか
続いて国家公務員の平均月給を確認してみたいと思います。
国家公務員の給与は、法律に基づいて定められています。職務や勤務条件によって11種17表に分類されています。
例えば、一般行政の事務職員は行政職俸給表(一)(二)に、事務次官や局長等は指定職俸給表に該当します。
人事院公表の「令和2年国家公務員給与等実態調査の結果」によると、平均給与月額は以下のとおりです。(※カッコ内は諸手当月額及び俸給の特別調整額)
- 全俸給表:41万6203円(7万8415円)
- 行政職俸給表(一) :40万8868円(8万1304円)
- 行政職俸給表(二): 32万8862円(4万1579円)
- 専門行政職俸給表:44万6847円(9万5762円)
- 税務職俸給表 :43万5038円(7万6804円)
- 公安職俸給表(一):37万8311円(5万8479円)
- 公安職俸給表(二):41万316円(7万293円)
- 海事職俸給表(一):46万1522円(9万3418円)
- 海事職俸給表(二):37万2366円(6万3106円)
- 教育職俸給表(一):48万2359円(4万9862円)
- 教育職俸給表(二):46万458円(6万3088円)
- 研究職俸給表:55万9111円(15万5499円)
- 医療職俸給表(一):84万6285円(33万9291円)
- 医療職俸給表(二):35万4807円(4万4351円)
- 医療職俸給表(三):35万5144円(3万7216円)
- 福祉職俸給表:38万5247円(5万1290円)
- 専門スタッフ職俸給表:59万9831円(10万8178円)
- 指定職俸給表:102万4815円(16万9644円)
- 特定任期付職員俸給表:62万2435円(9万8912円)
- 第一号任期付研究員俸給表:46万6600円(6万6411円)
- 第二号任期付研究員俸給表:40万2526円(6万838円)
地方公務員の全職種平均額41万8434円と、国家公務員の全俸給表41万6203円を単純に比較すると国家公務員と地方公務員で大きな差はないように思われます。