おわりにかえて
安定していると思っていた公務員も、実は官民均衡などを背景に退職金は減少傾向にあることがわかりました。
どんな職業の方も年金だけでは、もはや安心して老後を迎えられる時代ではないのかもしれませんね。
老後に向けて自助努力が必要な時代になっていることになりますが、老後の資産形成には運用を取り入れることも検討していく方が良さそうです。
現在の日本は運用に関して否定的なイメージを持っている人が多いのが現状ですが、今は無料で気軽に参加できるマネーセミナーなど、投資や運用について知る機会が多く提供されています
「運用してみたいけど、なんとなくこわい」という人は、まずはマネーセミナーや相談会に参加してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 内閣官房ホームページ 退職手当の支給状況(令和元年度退職者)
- 人事院 国家公務員給与の実態調査(令和2年10月)
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 熊谷良子「国家公務員「退職金2000万円超え」の勤続年数」(LIMO)
- 三輪文「公務員の退職金。2000万円以上もらっている人は何割か」(LIMO)
- 谷口裕梨「公務員の退職金「学校の先生」いくらもらってるか」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
鶴田 綾