行政職俸給表(一)適用者 退職手当支給額(定年)
受給者総数・・・3825人
〈内訳〉
- 500万円未満・・・26人
- 500~1000万円未満・・・13人
- 1000~1500万円未満・・・13人
- 1500~2000万円未満・・・505人
- 2000~2500万円未満・・・3006人
- 2500~3000万円未満・・・258人
- 3000万円以上・・・4人
上記のデータから常勤職員では約62.9%の方が、行政職俸給表(一)適用者では85.4%の方が退職金2000万円以上受け取っている事が分かります。
公務員の退職金は見直しされている
前項のデータを見て「公務員の退職金は多い」「安定している」と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、公務員の退職金は減少傾向にあります。
国家公務員の退職金の支給水準については官民均衡を図るため、おおむね5年ごとに民間企業の企業年金及び退職金の実態調査を踏まえて見直しされています。
民間企業の退職金事情は企業の規模などにもよると思いますが、景気が悪化した場合などは退職金が引き下げられる可能性があります。
その場合は、公務員の退職金も時期を見ながら見直しされる可能性があるのです。