金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
〈平均)
- 20歳代:292万円
- 30歳代:591万円
- 40歳代:1012万円
- 50歳代:1684万円
- 60歳代:1745万円
- 70歳代:1786万円
〈中央値〉
- 20歳代:135万円
- 30歳代:400万円
- 40歳代:520万円
- 50歳代:800万円
- 60歳代:875万円
- 70歳代:1000万円
平均値と中央値の違いですが、平均値は一部の極端に貯蓄が多い人の値に数値が影響されるため、値が大きくなりやすい傾向があります。
中央値は値を少ない順、あるいは大きい順に並べたとき、全体の真ん中に位置する値のことを指します。
他の値に影響されることがないため、平均値より中央値の方がより実態を反映していると言えます。
自分の貯蓄額が中央値に届いていないという人は、まずは中央値を目標にしてもよいかもしれませんね。
お金が貯まる人と貯まらない人の差とは
「お金が貯まる人」と「貯まらない人」、この差はどこにあるのでしょうか。貯蓄に対する考え方に違いはあるのでしょうか。
考えられるのは、貯蓄の目的や目標金額を設定しているかどうかの違いです。
ゴールがないまま、走り続けられる人はなかなかいませんよね。貯蓄もこれと同じです。
貯蓄を増やしたいと思ったら、まずその目的と目標金額をしっかりと決めてからスタートしましょう。
また、お金ごとに適切な管理や運用ができるかどうかも、お金が貯まるかどうかに関係します。
日々の生活費などは普通預金など流動性のある金融商品で管理するのが適切ですし、教育費用を準備するなら安全性を確保しながら収益性も見込める金融商品を選ぶのもよいでしょう。
老後資金を準備するなら、長期運用が可能な収益性重視の金融商品を選ぶなど、お金の用途によって適切な置き場所を確保することが必要です。
目標金額の設定やお金の管理や運用について、よく分からないという方も多いと思います。
自分で調べようとしても、情報が多すぎて選べない場合もあるでしょう。このような場合は、お金のアドバイザーに相談してみるのも一案です。