大学生の中退・休学が減少。コロナによる本格的な経済的困窮はこれから

推薦や一部の先行試験を除くと、1月16日~17日の大学入学共通テストで始まった今年の大学受験シーズンも、一部私立大学と国公立大学の2次後期試験を残すだけとなりました。受験生の皆さん、お疲れさまでした。

ところで、長丁場の大学受験を終えて晴れて入学したものの、様々な理由から中退や休学を選択する学生も一定数いるのが実情です。中退や休学を選択する大学生は、一体どれくらいいると思いますか?

新卒入社の3年離職率は大卒で32%前後

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ちなみに、比較や参考にするのが適当かどうか分かりませんが、新入社員の離職率を見てみましょう。

最新のデータではありませんが、厚労省の調査データ(平成28年3月卒業者が対象)によれば、新卒入社の3年離職率(入社から3年以内の退職)は、大卒で32%前後、高卒で40%前後です。筆者の感覚だと、大卒でも3年以内に約3割が離職するのは少し驚きですが、この比率は年によって多少の上下はあるものの、大きくは変わっていないようです。

ちなみに、その内訳(大卒)は1年目の離職率が11~12%、2年目が10~11%、3年目が9~10%となっています。

令和2年4~12月の大学生の中途退学率は?

さて、話は大学の新入学生に戻ります。結論から言うと、令和2年4~12月(9カ月間)における大学生の中退率は以下の通りです(文部科学省の調査結果、%は学生数全体に占める割合、短大と大学院生を含む)。なお、カッコ内は前年の令和元年4~12月実績です。

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執筆者

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。