「自分亡き後」ヨメさんの年金はどうなるか

自分の老齢年金と遺族年金、同時にもらえる?

「夫に先立たれた後は、夫と自分の2人分の年金がもらえる」と思われがちですが、実際はそうではありません。年金制度は「1人1年金」が原則とされ、自分自身の老齢基礎年金と遺族基礎年金は同時には受け取ることができないのです。

旦那さまが「厚生年金の受給者」だったケース

「遺族厚生年金」については、以下のように整理できます。

ケース①

一方、遺族厚生年金を受給していた人が、65歳になってご自身の老齢厚生年金を受ける権利が発生した場合、自分の老齢厚生年金が全額支給となり、遺族厚生年金は老齢厚生年金に相当する額が支給停止となります。

ケース②

遺族厚生年金よりも自分の老齢厚生年金のほうが多い場合では、遺族厚生年金は全額支給
停止になります。自分の老齢厚生年金がなければ遺族厚生年金は減額されません。

ご自身の「老齢基礎年金」はそのままで、「遺族厚生年金」と「(自分の)老齢厚生年金」のどちらか多い方がもらえる、とお考えいただくとよいでしょう。

【参考】

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執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。