女性が結婚相手に求めるもののひとつが「収入」。男性が結婚相手に求めるものが「金銭感覚」。結婚とお金は、切っても切り離せないのが現実です。建前では「愛があれば…」とは言ってみるものの、本音の部分では決してそうはいきません。

今回は、SMBCコンシューマーファイナンスが昨年11月に発表した20代の金銭感覚に関する調査結果などをもとに、結婚相手に求める収入、その理想と現実について考察してみたいと思います。

20代「結婚してもやっていける」と思うラインは500〜600万円

昨年末、ワイドショーで恋愛コンサルタントが発表した「婚活女性が考える『普通の男性』の定義」が物議を醸したのは記憶に新しいところ。

いわく婚活女性の言う「結婚相手には高望みしない、普通の男性でいい」というのは、見た目は星野源、学歴が日東駒専、寝る前には化粧水をつけて寝る…などなど。この「普通の男性」の定義に対して瞬く間にネット上では「普通のハードルが高すぎる!」などの「異議あり」の声が。

そして数ある定義の中で、年収に関しては「都内在住で500万円以上である」と言及されたのでした。

果たして本当に多くの女性がそのような男性を「普通の人」と位置付けているのかどうかは甚だ疑問ではありますが…。実は年収の金額に関してだけは「当たらずとも遠からず」といえそうなのです。