「ずいぶんと長い間婚活をしています。最初は年収700万円以上じゃないと!なんて強がりを言っていましたが、年々理想の年収は下げています…。つい先日、相談員に『30代後半で、希望年収600万円は相当厳しいです』とズバリ言われてしまいました」(36歳/会社員)
「ずっと『結婚相手は年収700万円以上がいい』と言ってたんですが、なかなかいい出会いがなくて。すると既婚の友人に『自分のスペックと照らし合わせて、なんでそんな高い年収を求めようと思えるの? ちゃんと自分を客観的に見なさい』と言われてしまいました」(34歳/ネイリスト)
非常にシビアな婚活市場。本当に早く結婚したいと思っているのなら、理想の年収ばかり追い求めてはいけない、が鉄則なのかもしれません。
まとめ
人はだれしも余裕のある結婚生活をしたいと考えるもの。しかし、あまりにも理想を高く持ちすぎて結婚が遠のく、逆に年収にこだわりがなさ過ぎて、食うや食わずの生活をする…というのは考え物です。
婚活と結婚生活に必要なのは「足るを知る」こと。「何が何でもこれがいい!」と思うような相手を探すのではなく、「これでいい」と思える生活ができる相手と結婚することが幸せなのかもしれません。
参考資料
「20代の金銭感覚についての意識調査2021」(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)
大中 千景