おわりにかえて
老後の貯金格差をなくすためには、老後を迎える前の準備がとても大事です。
その準備期間が長ければ長いほど、余裕を持って着実に準備を進める事ができます。
今の日本は人生100年時代と言われています。長く生きるということは、それだけの生活資金が必要ということです。
健康寿命が伸びている反面、銀行や郵便局に預けるだけでお金を増やすことは難しい時代です。
老後の資産を効率よく形成していくために、国の制度であるつみたてニーサやイデコなどへの加入を検討してみてもいいかもしれません。
税制優遇制度を活用しながら、老後の資産形成を始める環境は整ってきています。
これからの時代、自分がどれだけ長生きするかということは誰にもわかりません。
分からないことだからこそ余裕を持って準備をすることが必要ではないでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和元年)]」
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理
- 内閣府[平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果]
- 山下耕太郎「定年後70代貯蓄、真ん中の中央値の金額はいくらか」(LIMO)
- 多田秋「定年後70歳、貯蓄額はどのくらい?老後の貯蓄格差で悩まないために」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 土屋史恵「つみたてNISAとは?メリットや仕組みを分かりやすく解説」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
- 谷口裕梨「iDeCoとNISA、比較でわかる活用術(2021年版)」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 谷口裕梨「NISAとつみたてNISA、私はどっち?後悔しない選び方」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
鶴田 綾