古希を迎えた70代「貯金ゼロ世帯」の割合はいくらか

60代、70代以降を生き抜くコツとは

ゆとりのある老後を過ごしたいと多くの人が願っているのは間違いないでしょう。

しかし、現実は決してそのようにはいかないこともあると、前項の資料よりわかりました。

70代となってしまっては、大変心苦しいことですが、劇的に生活を改善させることは非常に難しいと言わざるを得ません。

まだ老後を迎えていない世代の人を含め、ぜひこのことを念頭において、60代、70代以降を生き抜くコツをつかんでいただきたいと思います。

具体的には下記のことを検討されることをおすすめします。

60代、70代以降を生き抜くコツその1:年金の繰り下げ受給

近年は国も定年後を過ぎて働くことを後押ししており、年金制度もそれに合わせて制度改正しています。年金の受給開始年齢の繰り下げもその一つです。

受給開始年齢を繰り下げるほど受給額も増額されますし、繰り下げ期間も75歳までに延長されました。60歳あるいは65歳以降のライフプランを計画する際に、その点も踏まえて考えておくとよいでしょう。

60代、70代以降を生き抜くコツその2:資産運用の検討

資産運用を検討することもおすすめです。

国の税制優遇制度であるつみたてニーサイデコなどを活用するのもよいでしょう。

コツコツと積み立てる長期運用に適した保険商品や投資信託を選ぶことができますので、初心者でも安心してスタートすることが可能です。

もう既に老後を迎えているという方は、若い方と同じ用に運用をスタートすることはできませんが、それでもやらないよりはマシです。早めにスタートを切るようにしましょう。

また現在、投資を始めている70代の人は、何かあったときに焦って一度に解約をすることは避けたほうがよいかもしれません。

商品にもよりますが、基本は入用額に応じて解約するのがベストです。投資はできるだけ長く行った方が、リターンやリスクが安定するからです。

いずれにしても、自分で資産運用の情報収集をするのは大変ですので、金融の専門家に、一度相談してからスタートするのがポイントです。

金融商品の仕組みは複雑で、商品自体も数が膨大にあります。その中で、成績のよい商品や長期投資で成果が出せるものを自分で選んで、決断することは大変難しい作業です。

経験豊富で信頼できるIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー〉やFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談し、いつでも相談できるようにしておけば、何かあったときでも安心ですね。

参考記事

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執筆者
森重 由里子

学習院女子大学卒。卒業後は地方局のアナウンサーとして活躍。結婚、子育てを経て、未経験ながらも金融業界に転職。前職のオリックス生命保険では優秀な成績を収め、数々の賞を受賞。マネージャーに昇格後は部下の育成にも携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。