教育費の積立方法を選ぶポイント

教育費の積立方法を決める際に、筆者が大切にしているポイントをご紹介します。

ポイント①「手間がかからない」

忙しい育児に追われる18年間。積立を手動で管理するとなると、うっかり忘れてしまったり、続かなかったりすることが心配です。

まずは、給料日に自動的に引き落とされるような「しくみ作り」がたいせつ。手間を省き、ストレスの元になりません。

ポイント②「保障」

親に「万が一」のことがあった場合でも、子ども本人に大学進学の意志があれば、それを叶えてあげたいのが親心。よって、積立には保護者が死亡した場合の保障が付くものを選んでいます。

また、生命保険の保障と重なる部分があればそちらをカットすることで、固定費の節約にもなります。

ポイント③「18年後の受取額」

低金利が続く今、普通預金や定期預金の利息に期待することは難しいでしょう。

子どもが18年になったときに受け取る金額が、積立総額を少しでも上回ることを目指して運用してきたいですよね。

普通預金や保険、投資信託といった金融商品は、いずれも日本や海外の債券や株式へ「分散して」投資・運用されています。

18年後の相場なんて今から予想はできません。つまり、預ける方法をどれか1つに決めるより、「複数の方法に、分散して頼る」ことが、安心につながるのです。