退職金の平均はいくらか
それでは、この地方公務員の退職金の平均はどのくらいなのでしょうか。総務省の平成31年「地方公務員給与の実態」によると、平成30年4月~平成31年3月に退職した退職金支給対象者(定年退職者含む)の平均退職金額は下記のとおりです。
まず都道府県の職員の場合を見ていきましょう。
一般職員のうち一般行政職員:13,556千円
教育公務員:7,522千円
次に政令指定都市の職員の場合を見ていきましょう。
一般職員のうち一般行政職員:17,039千円
教育公務員:10,589千円
この数値は勤務年数の短い人から定年退職者まで全ての人の平均値となってはいますが、それでも平均値をとるとおおよそ1,000万円を超える退職金となることが分かります。