メリット2:面倒な確定申告をしなくてすむ制度もある

ふるさと納税をすると、条件によっては確定申告が必要となります。

我が家は夫の勤務先が年末調整をしてくれるので、基本的に確定申告の必要はありません。ふるさと納税をすることで確定申告が必要になると「面倒だな〜」というのが本音でした。

しかし、ふるさと納税には「ワンストップ特例制度」というものがあると聞き、ひと安心。ワンストップ特例とは、1月1日から12月31日までの1年間に寄付をした自治体が5カ所以内であれば、確定申告不要で控除が受けられる制度のことです。

ワンストップ特例制度の申告特例申請書を寄付した自治体に提出すれば、寄付先から住所地の自治体へと納税情報を連絡してくれるようになっています。

ただし、寄付先の自治体が6カ所以上の場合やもともと確定申告が必要な自営業者、医療費控除を受けるために確定申告を予定している人などは利用できないので注意が必要です。

申請書の用紙は寄付金受領証明書とともに自治体から封書で届きます(民間事業者によるふるさと納税サイトでは、サイト内に書式ダウンロードのリンクが用意されていることも多いです)。名前や住所など必要事項を記入し、押印して返送するだけなので、とても簡単に済みました。

確定申告の経験がある方なら、確定申告を省略できるメリットの大きさはおわかりになるでしょう。我が家のように夫(世帯主)がサラリーマンという家庭は、利用する価値ありだと思います!

注意してほしい点:返礼品につられてリピしすぎないように

冒頭でも述べたように、ふるさと納税の返礼品は多種多彩。「どの返礼品にしようかな」と迷うのも楽しみの一つです。けれども、ふるさと納税サイトにズラリと並んだ返礼品を物色しているうちに、ネットショッピングをしているような感覚に陥っている自分に気づきました。