コロナで揺れた2020年、在宅時間が増えたことや生産者への支援ニーズなどを背景に、「ふるさと納税」が急拡大したといいます。実は我が家でも、年末に初めて「ふるさと納税」をしました。
ふるさと納税とは、自分の出身地など、任意の自治体に寄付ができ、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられる制度です。
今回は、一般的なサラリーマン家庭の我が家がふるさと納税をしてみて、「ここが良かった」と思ったところや、「これは注意したほうがよさそう」と感じた点についてお伝えしていきます。
メリット1:返礼品で食料・生活用品を補充
ふるさと納税が「自分が応援したい自治体の役に立つことを願って行う寄付の仕組み」「納税者が寄付金の使い道を選べる仕組み」であることは大前提ですが、寄付する側にとって最大の魅力といえば、やはり返礼品ではないでしょうか。
返礼品の種類は多岐にわたります。米や肉、野菜などの食品は種類も多く、人気が高いようです。Tシャツやカバンなどの服飾品、雑貨や工芸品、なんと化粧品類やアロマキャンドルまであるんですね。
さまざまな自治体がその土地の特色を活かした返礼品を用意しており、これを目当てにふるさと納税をしている人も多くいます。我が家も、応援したい自治体を選んだうえで寄付額が同じ2件に絞り込み、最終的には返礼品の内容でどちらにするか決めました。
我が家では4つの自治体に寄付を行い、返礼品として米30kg、黒毛和牛1kg、インスタントコーヒー120袋、バスタオル5枚組をチョイス。
米は5kgが6回に分けて定期的に届くようになっていて、つい先日、1回目が届きました。インスタントコーヒーは会社で1日3〜4杯コーヒーを飲む夫のたっての希望です。バスタオルはちょうど新しいものに買い替えようとしていたところで、ナイスタイミングでした。
返礼品のおかげで食費や生活費の一部が浮き、思わぬ“お得体験”となったのです。