東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は6日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億2,114万株、売買代金は3,112億円となりました。
出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。個人投資家の物色意欲が高まった結果、売買代金は久々に3,000億円を上回る活況となっています。なお、売買代金は187日連続で1,000億円を超え、6日連続で2,000億円超えです。
一方、株価指数は主力銘柄がこぞって買い戻されたことで+4%高に迫る大幅上昇の続伸となりました。最後はほぼ高値引けに近い状況となり、1,300ポイント回復が見えてきたようです。
本社ビル売却検討報道の電通Gが急騰、ワクチン関連の報道でパナソニックも大幅上昇
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- TDK(6762)
中国の大手ネット通販企業アリババ集団の創業者であるジャック・マー会長が約2カ月ぶりに公の場に登場。中国政府による監禁・軟禁状態にあるという憶測がいったん消えたことで、同社の最大株主でもあるソフトバンクグループが一時+4%高へ急伸し、約21年ぶりの高値を付けました。
また、コロナ禍による広告収入激減で2期連続の最終赤字見通しとなった電通グループ(4324)が、汐留にある本社ビル売却を検討と報じられました。これを受け、同社のリストラが加速するというポジティブな見方が優勢となり、株価は一時+7%高に迫る急騰となり、終値も+5%超高で引けています。