まとめにかえて~定年目前50代のみなさんへ~
今回ご紹介した金額は、あくまでもデータに基づいた平均的な数字です。企業によっては、退職給付制度そのものがない可能性も。とくに最後にピックアップした「標準者退職金」は、安定した企業に勤務し、順調に勤め上げることができた場合の試算です。状況は個人によって異なるため、退職金をあてにし過ぎるのは危険でしょう。
50代は、住宅ローンや教育費といった支出の波が落ち着き、貯蓄がしやすい時期ともいわれています。定年の際に「老後資金が足りない…」と焦らないためにも、気を抜かずに貯蓄に取り組みましょう。
参考資料
- 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況」厚生労働省
- 東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情(令和2年版)」東京都産業労働局
- LIMO「公務員と会社員の退職金、どれくらい違うの?」LIMO
- LIMO「厚生年金や国民年金をみんな、いくらもらっているのか」LIMO
LIMO編集部