一方で、金融資産を保有していない世帯を含む各年齢別の平均貯蓄額と中央値は以下の通りです。

平均貯蓄額（金融資産を保有していない世帯を含む）

  • 20歳代：165万円
  • 30歳代：529万円
  • 40歳代：694万円
  • 50歳代：1194万円
  • 60歳代：1635万円
  • 70歳代：1314万円

中央値（金融資産を保有していない世帯を含む）

  • 20歳代：71万円
  • 30歳代：240万円
  • 40歳代：365万円
  • 50歳代：600万円
  • 60歳代：650万円
  • 70歳代：460万円

中央値とは、貯蓄額を少ない順に並べた時、全体の真ん中にくる人の値を表しています。

皆さんの貯蓄額は、平均値や中央値と比較して、どうだったでしょうか。

平均値は、極端に貯蓄が多い、一部の人の値に影響されるため、値が大きくなりがちです。

一方、中央値は、他の人の貯蓄額に影響されることはありませんので、より実態を反映した値といえます。中央値を参考にして、自分の貯蓄額と比較してみると良いでしょう。

自分の貯蓄額が中央値よりも少ない人、または、目的を持って貯蓄をしていない人は、今から将来の生活費を確保するため、準備を始めることををおすすめします。