毎日500円の投信積立をして感じたこと

1. 少額からできるので続けやすい

筆者は毎日500円を投資していますが、各証券会社によって最低金額は異なり、100円から取引できるところもあります。土日・祝日の休業日を除く1年間の営業日数が大体240日強なので、毎日100円買付したとしても、1年間の投資金額は約24,000円、500円にしても約120,000円です。

投資金額が多ければ投資信託が上昇したときの儲けは多くなりますが、積立型の投資は短期で投資効果が得られるというよりは、続けることによってメリットが大きくなる投資方法です。そのため、自分にとって無理なく続けられる金額で始めることが大切だといえるでしょう。

2. タイミングを悩まなくて良い

株式などの投資商品を購入する際は、安い時に買って高い時に売れば儲かるということは誰もが分かっています。ところが、頭でわかっていても、実際はなかなか考えている通りに行動できないところが、投資が難しいといわれている理由の1つです。

たとえば、昨年2月時点で2万3000円台だった日経平均株価は、3月下旬のコロナショックで16,000円台に落ち込みました。この時に株価が安くなった銘柄は多数ありましたが、特効薬も治療法もわかっていない新型コロナウイルスで世界中が不安に陥っている中では、まだまだ株価が下がるのではないかと尻込みしたとしても不思議ではありません。

一方、投信積立では設定した日にあらかじめ決めた金額を自動的に買付けるので、怖くて買えないという感情に邪魔されません。買うタイミングを悩まずに済むので、忙しい人や初心者にとって取り入れやすい投資方法ではないでしょうか。

3. ズボラさんでも大丈夫

投信積立は、一度設定してしまうと自動的に買付けの手続きをしてくれるのが便利なところ。筆者は、自分の口座と子供2人分の口座を管理しているので、手続きの煩わしさや忘れてしまうことがないのはありがたい点です。

また、手続きをパソコンやスマートフォンでできる金融機関もあるので、仕事で忙しい人や店舗に行くのが面倒くさいという人でも始めやすいでしょう。