貯金1000万円を叶えるには
年収や家族構成にもよりますが、30・40代は結婚費用や教育費・住宅購入等大きな出費が続きやすくそれぞれにローンの利用も考えられます。ローン返済と同時に貯金を必ず毎月していくというのは誰もが楽にできる事ではないでしょう。
注意したいのは毎月の収支が赤字でボーナスを使って補填しているご家庭は赤信号です。
ボーナスを補填に使う状態は預貯金も余裕がない場合が多く、コロナショックのようにボーナスが急に大幅削減される事態になると一気に行き詰まりまってしまいます。
なるべく早いうちに携帯料金や光熱費・保険の見直し、住宅ローンの借り換え等検討してみることをおすすめしますがこの時やみくもに保険を解約するのはあまりおすすめできません。
十分な蓄えがあれば保険に頼らなくても良い場合もあるかもしれませんが、アクシデントは貯金が貯まるまでじっと待ってはくれません。
不測の事態になっても「あの時節約しなかったら良かった・・」と後悔せずに済みそうなものから改善してみましょう。
お金を貯めるではなく増やすには
前項で1000万が貯まるまでに必要な年数と金額を紹介しましたが、預貯金にほとんど金利がつかない現在の日本では、貯めるだけではなく「増やす」ことも考えたいところです。
「これから資産を増やしていきたい」という世代におすすめの方法のひとつに投資信託の活用があります。
資産運用ができる金融商品には運用リスクがあり必ず増やすことができるとは限りませんが、投資信託は個別株のように一銘柄に命運をかけるハイリスク・ハイリターンな運用方法とは異なります。
投資する対象に数十~数百銘柄が組み入れられているため一つの投資信託を選ぶだけで分散投資をすることが可能です。
そのため短期間で劇的な利益を得ることは難しいですが、長期的に分散積立をしていくことでリスクを抑えながら複利の効果を活用することで利益を積み重ねていく事が期待できるので、忙しく働く世代におすすめの方法です。