業務中の露骨なえこひいき

生活用品メーカーで働くAさんは、「特定の社員だけをえこひいきする上司にはついていけない」と話します。「上司も人間なので好き嫌いがあるのは仕方ないと思う。でも、仕事中にえこひいきしたり、他の社員に接するときと態度が違うのは不快だし、モチベーションが下がる」と話します。

自分ばかり目立とうとする上司

金融機関で働くCさんの上司は、後輩や部下を差し置いて、自分が目立ちたがったり手柄を横取りしたりするタイプ。「上司が常にでしゃばるから、部下の誰が成果を出しているか上層部に見えない」と嘆きます。「上司は自分の評価のことしか考えず、部下のことは全く眼中にない。部下が作った企画書の名前を平気で自分の名前に変更する。しかも、自分がアイデアを出したようにふるまうための準備は怠らないから呆れる」といいます。

部下や後輩を信頼できない上司

あるメーカーで働くEさんは上司の管理職としての姿勢に不満を語ってくれました。「うちの上司はプレーヤー型。自分でやったほうが早いと思っているから、部下に任せるべき仕事も任せない。自分が残業して処理すればいいと抱え込むから、部下が育たない」とため息をつきながら話してくれました。「部下育成が自分の役割という意識が感じられない。成果を出すことが一番で、その成果は自分が出せばいいというスタンス。部下として信頼されていないと感じて仕事のモチベーションが下がる」と言います。プレイヤーとして優秀だった人が上司になった場合に起こることが多いケースです。