信頼して仕事を任せる
メディア企業で働くHさんは、「仕事を任せてもらえず『まだ実力が足りないと思われているんだな』と落ち込む」と話します。仕事を依頼される同僚がいる一方で、自分には「これは一緒にやろうか」といわれるのだとか。大事な仕事は一緒にやっても、多少ミスがあっても挽回がきく仕事や、上司がダブルチェックできるものは任せることも必要でしょう。時間がかかっても、仕上がりが不安でも、一度任せて後からチェックすることで、部下は自分の頭で考えて進める経験ができます。若手社員の意欲ややりがいをキープする一つの方法ではないでしょうか。
まとめ
若手社員のモチベーション維持やビジネスパーソンとして成長できる環境をつくるのも、管理職の大事な仕事の一つです。ジェネレーションギャップで扱いづらいと感じることもあるかもしれませんが、それはお互いさまともいえるでしょう。管理職の方はもちろん、今は部下の立場であっても将来管理職になったとき、嫌われる上司にならないために、日々の行動を見直してみる必要があるのかもしれませんね。
参考
【調査概要】
調査対象者:全国のビジネスパーソン
調査時期:2020年10月20日~11月4日
調査方法:Webでのアンケート調査
サンプル数:1,087人
池田 蒼