第1位・第2位「(未就学児、および小学生以上の子供の)育児・世話」
1位と2位には、やはり負担が大きい子供の育児と世話がランクインしました。1位の「(未就学児の)育児・世話」の時給は1,673円です。
保育園や幼稚園に通い始めると、少しは負担は減るものの、園内での友達同士のトラブルが新たにやってきます。対処方法によっては、親同士のトラブルに発展する可能性もあり、被害者になっても加害者になっても、正解がわからなくて苦労することも。
「(小学生以上の子供の)育児・世話」は、未就学児より若干安い1,376円でした。小学生以上になると、親としては当然、勉強のことが気になってしまいます。
小学3年生になる頃には「10歳の壁」がやってきて、その後反抗期に突入すると、子供との接し方に悩むことも多くなります。子供の成長とともに手はかからなくなるものの、心配事が減ることはありません。
第3位「PTA活動」1,286円・第4位「親戚づきあい」1,200円
続いてランクインしたのは3位「PTA活動」1,286円と4位「親戚づきあい」1,200円。筆者は、昨年から2年間のPTA本部役員をしていますが、先月行われた次年度の役員決めはとても難航しました。
昔と比べて、共働きの家庭が増えているため、役員を引き受けてさらに忙しくなるより、できればやりたくないと考える人が多いのも納得できるでしょう。また、学校の先生たちとコミュニケーションを取らなければならないPTA活動は、何となく難しいイメージがあって一段とハードルが高いのかもしれません。