「植物を育てたいけれど、忙しくてお手入れの時間がなかなか取れない」「初めてのガーデニングでうまくできるか不安」そんな理由から、庭づくりをためらっている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、手間がかからず、初心者でも簡単に育てられる多年草たち。今回は園芸歴30年の筆者がこれまでの経験を基に、日なたと半日陰の庭それぞれにおすすめの多年草を、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「手がかからず育てやすい多年草」11選

手がかからず育てやすい多年草をご紹介します1/12

紫色の花を咲かせている、宿根サルビア

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  • 日なたの庭におすすめの多年草6選
  • 半日陰の庭におすすめの多年草5選

「半日陰」とは、半日程度日が当たる場所のこと。あまり日当たりが良くない庭でも育てやすい多年草ですよ。

2. 日なたの庭におすすめの多年草6選

2.1 ベロニカ

穂状に咲く花がナチュラルな雰囲気の「ベロニカ」2/12

ピンクの花を咲かせている、ベロニカ

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初夏~秋にかけて穂状の花を咲かせるベロニカ。草丈が低いものから高いものまで多種多様なので、筆者は花壇の縁取りや背景、寄せ植えなど、幅広く活用しています。

耐寒性・耐暑性があり、病害虫にも強く、ほとんど手間がかかりません。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.2 セダム

ぷっくりとした葉が愛らしい多肉植物「セダム」3/12

グランドカバーとして植えられた、明るい緑色の小さな葉のセダム

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セダムは乾燥に強く、丈夫で育てやすいのが魅力。ぷっくりとした小さな葉が愛らしく、品種ごとに葉色や形状がそれぞれ異なり、バリエーション豊富です。

地面を這うように広がる性質を持つ品種は、グランドカバーとしてよく利用されています。根が浅いので、広がりすぎてしまったときの抜き取りも簡単です。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.3 ルドベキア

太陽のような鮮やかな花が魅力の「ルドベキア」4/12

黄色い花を咲かせている、ルドベキア

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夏の太陽を思わせるような、鮮やかな黄色の花が特徴のルドベキア。多年草のほかに一年草もあり、耐暑性がとても強く、暑い真夏でも元気に咲き続けます。

開花期間が長く花もちもよいので、切り花にもおすすめです。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.4 エリゲロン

可憐な小花がかわいらしい「エリゲロン」5/12

ピンクや白の花を咲かせている、エリゲロン

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エリゲロンは小菊のような小さな花が可憐。春~秋にかけて途切れることなくカワイイ花を次々と咲かせます。

こぼれ種でもよく増え、筆者の庭の敷石の隙間や小道の縁取りなどでも育つほど強健です。あまり広げたくない場合は、定期的に間引きや抜き取りをしながら育てましょう。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 ガウラ

蝶が舞うような花姿が素敵な「ガウラ」6/12

薄いピンクの花を咲かせている、ガウラ

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「白蝶草(ハクチョウソウ)」とも呼ばれるように、蝶が舞っているような花姿のガウラ。耐暑性や耐寒性に優れ、一度植えればほとんど手間いらずです。

風に揺れる姿が涼しげで、ナチュラルで優しい雰囲気を醸し出します。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.6 宿根サルビア

夏に強い品種が多く、ナチュラルな雰囲気が魅力の「宿根サルビア」7/12

青紫色の花を咲かせている、宿根サルビア

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宿根サルビアは品種が多く、日本の高温多湿な夏にも強く、暑い時期に開花する品種が多いのが魅力。放任でもよく育ち、年を重ねるごとにひとまわり大きな株に生長します。

背丈が高くなり過ぎたときは、切り戻しをして株姿を整えましょう。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

3. 半日陰の庭におすすめの多年草5選

3.1 ヒューケラ

バリエーション豊富な葉色で日陰を彩る「ヒューケラ」8/12

オレンジ、ライムグリーン、銅色の葉を広げている、ヒューケラ

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多彩な葉色がそろっているヒューケラ。赤・紫・オレンジ・ライムグリーン・シルバー・赤褐色など、花に負けないほどの豊富なカラーバリエーションが筆者のお気に入りです。

春~初夏にかけては、控えめで可憐なベル型の花を咲かせます。

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

3.2 アジュガ

オシャレな葉のグランドカバー「アジュガ」9/12

淡い青紫色の花を咲かせている、アジュガ

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アジュガは地面をはうように広がるため、グランドカバーに最適。春には青紫やピンク・白の小さな花が穂状に立ち上がり、美しい花姿を楽しめます。

葉色もブロンズや斑入りなど多彩で、1年を通して庭を彩ってくれるのもうれしいポイントです。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

3.3 ギボウシ

バリエーション豊富な美しい斑入り葉が魅力の「ギボウシ」10/12

うす紫色の花を咲かせている、ギボウシ。葉には白い斑が入っている

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葉の美しさを楽しむ多年草で、筆者のシェードガーデンに欠かせないギボウシ。初夏~夏にかけては、長く伸びた花茎の先に、白や淡い紫色の涼しげな花を咲かせます。

葉が地面を覆うように茂るので、雑草を抑制するグランドカバーとしてもおすすめです。

※参考価格:600円~1500円前後(4号ポット苗)

3.4 リリオペ(ヤブラン)

すっと伸びるシャープな葉がオシャレな「リリオペ」11/12

うす紫色の花を咲かせている、リリオペ。葉の縁にはクリーム色の斑が入っている

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リリオペは日本では「ヤブラン」の名でも親しまれている常緑多年草。斑入りの葉を持つ品種は、日陰の庭を明るく演出するカラーリーフとしてよく植えられる植物です。

初秋には紫や白の小さな花が穂状に咲き、その後に黒い実をつけます。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

3.5 シュウメイギク

清楚で美しい秋の花「シュウメイギク」12/12

ピンクの花を咲かせている、シュウメイギク

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秋の澄んだ空に映える、美しい花を咲かせるシュウメイギク。和風庭園だけでなく、筆者の庭のような洋風にも自然になじむ清楚な雰囲気が魅力です。

日なたから半日陰まで幅広い環境に適応し、秋の庭をしっとりと彩ります。

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

4. 手がかからず育てやすい多年草で気軽なガーデニング

今回紹介した多年草たちは、どれも丈夫で、初心者の方や忙しい方でも安心して育てられるものばかりです。季節ごとに表情を変え、毎年決まった時期に花を咲かせてくれます。

日なたや半日陰といった環境に合う品種を植えれば、ほとんど手間いらず。難しいお手入れから解放され、植物との時間をもっと気軽に楽しんでみませんか。