みんなの退職金事情、金額は減少しているは本当か

わたしの退職金っていくらか

退職金の給付額は、退職者の勤続年数で大きく変わりますが、今回は退職給付制度がある勤続20年以上かつ45歳以上の退職者に対し支給した、または支給額が確定した退職者1人あたりの平均額をみて。

大学・大学院卒(管理・事務・技術職)

  • 定年・・・1983万円
  • 会社都合・・・2156万円
  • 自己都合・・・1519万円
  • 早期優遇・・・2326万円

高校卒(管理・事務・技術職)

  • 定年・・・1618万円
  • 会社都合・・・1969万円
  • 自己都合・・・1079万円
  • 早期優遇・・・2094万円

高校卒(現業職)

  • 定年・・・1159万円
  • 会社都合・・・1118万円
  • 自己都合・・・686万円
  • 早期優遇・・・1459万円

学歴と退職理由で、金額にばらつきがあることが分かります。
学歴に関わらず、早期優遇の場合の金額が一番高く、自己都合の場合が一番低いことが共通しています。

未来の退職金は減少するのか

続いて定年退職者(管理・事務・事務職)1人あたりの平均退職給付額の推移について確認してみましょう。

  • 平成15年・・・2499万円
  • 平成20年・・・2280万円
  • 平成25年・・・1941万円
  • 平成30年・・・1983万円
  • ※平成30年・・・1788万円

※平成30年から調査対象に複合サービス事業を含んでいるので、平成25年以前と比較するために算出した金額です。

平成15年から5年ごとに減少傾向にあることが分かります。もちろんこれはあくまで実績であって今後もこの傾向が続くと示唆しているわけではありませんが、今後、右肩上がりに増えていく可能性は低いのではないでしょうか。

参考記事

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執筆者
小泉 千恵

ネブラスカ州立大学卒業、サム・ヒューストン州立大学大学院修士課程修了。 大学卒業後、東洋証券で勤務し、海外株式や投資信託、生命保険と言った様々な金融商品を取り扱う。その後渡米し、米国の大学でアスレチックトレーナーとして従事。自分自身の資産運用だけではなく、友人や知人などが抱えるお金の悩みなどの話を聞くうちに、改めて資産運用の重要性を認識。はたらく世代の資産運用の課題を解決したいという思いでファイナンシャルアドバイザー業務に従事。一種外務員資格(証券外務員一種)、3級ファイナンシャル・プラニング技能士(FP3級)を保有。