当選確率は「2000万分の1」!?それでも宝くじが買われる理由とは。

「2000万分の1」を何かにたとえると・・・

ところで、「2000万分の1」とは、例えるならどれほどの感覚でしょうか。

総務省統計局「日本の統計2020」によれば、2018年推計人口は東京都が約1382万人、千葉県が約626万人となっています。つまり、東京と千葉に住む全員を足しておよそ2000万人、その中でたった1人が選ばれる…それが2000万分の1という確率です。※1

そう考えると、「夢の1等当選」は非常に難しいということが分かるでしょう。

しかし、1等とは言わずともせめて1000万円、いや100万円でも当たれば!という人も多いはずです。確かに2等、3等となるにつれて当選本数は増え、当選金を手にできる確率は上がります。

ただし一つ知っておくべきことは、宝くじの還元率は「当せん金付証票法」という法律で、50%を超えないよう定められているということです。したがって、最初から半額程度しか還元されないように設計されています。この還元率は、他の公営競技に比べてもかなり低い数字です。※2

1枚300円で購入したとしたら、その時点で戻りが期待できる金額(期待値)は150円未満となります。理論上は、買えば買うほど損をする仕組みといえるでしょう。

しかし、人の心理として当選確率を高く見積もる傾向があることは、先に述べた通りです。客観的な確率や期待値から判断することなく、毎年宝くじを買ってしまうのは、やはり「一攫千金のチャンス」という夢の大きさが数字を惑わしているのかもしれません。

※1「日本の統計2020」第2章 人口・世帯 総務省統計局
※2「宝くじ・公営競技・サッカーくじの実効還元率」 総務省

参考記事

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編集・ライター

東京都在住、一児の母。


子育てと仕事を両立できる働き方を模索し、現在は週2勤務の会社員+フリーランスの編集ライター。

子ども優先・無理しない働き方を軸に『ゆとりのある複業』を実践している。

 

そんな自身の経験から、働き方やキャリアの分野を中心に執筆中。

その他得意ジャンルは、暮らし、子育て、美容など。

筑波大学人文学類・言語学専攻卒。

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