米国株式市場の巨人、マイクロソフト(Microsoft)が決算を発表し、その直後に株価が一時10%も急落するという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
時価総額で世界トップクラスの企業の株価がこれほど大きく動くのは異例の事態です。しかし、発表された数字自体を見ると、売上も利益も驚くほど伸びており、一見すると「絶好調」のように見えます。
なぜ、好決算なのに株価が暴落したのでしょうか。
YouTubeチャンネル『イズミダイズム』では、元機関投資家であり金融のプロフェッショナルである泉田良輔氏が、この不可解な値動きの裏にある「投資家心理」と「AI投資のリスク」について解説しました。
1. 3ヶ月で売上約12兆円!数字だけ見れば「超優良決算」
まず、今回発表されたマイクロソフトの2026年度第2四半期(2025年10月〜12月)の決算内容を振り返ります。泉田氏が注目したのは、その圧倒的な規模感です。
売上高は813億ドル(約12兆円※1ドル150円換算)。これはたった3ヶ月間での数字です。日本国内の企業と比べても桁違いの規模であることがわかります。
成長率を見ても、売上高は前年同期比で17%増、本業の儲けを示す営業利益は21%増となっています。
泉田氏も動画内で「あの巨体が前年比17%で伸びるのは恐るべきこと」「好調と言って間違いない」と評価しています。
さらに、投資家が最も注目する「純利益」に至っては、前年比60%増という驚異的な伸びを記録しました。
【動画で解説】マイクロソフト、純利益60%増という驚異的な伸び
しかし、泉田氏はこの「純利益60%増」という数字には「カラクリがある」と指摘します。
