3. 投資家の不安①:3ヶ月で5兆円!止まらない設備投資
株価急落の最大の要因として泉田氏が挙げたのが、「設備投資(CapEx)」の急増です。
今回の決算資料によると、マイクロソフトはこの3ヶ月間だけで375億ドル(約5.6兆円)もの設備投資を行いました。
これは同期間の売上高の約46%に相当します。稼いだお金の半分近くを、次のAIインフラ(データセンターやGPUなど)への投資に突っ込んでいる計算になります。
泉田氏は、投資家の心理をこう代弁します。 「そんなに投資して、本当に回収できるのか?」
現在、マイクロソフトはAI機能「Copilot」などを有料で提供していますが、その追加料金は月額数千円程度です。
5兆円もの巨額投資を回収するには、膨大な数のユーザーがこのAI機能を使わなければなりません。
「AIを使えるようになっても、本当にそれだけの価値(プレミア)があるのか。会社として投資に見合うリターンを得られるのか」という不安が、今回の売りにつながったと泉田氏は分析しています。
