年金を受給しながら暮らしている方にとって、昨今の物価上昇は家計に大きな影響をおよぼしているのではないでしょうか。

中には、公的年金だけでは日々の生活費に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、年金の収入額や所得が一定の基準に満たない方を対象として、年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」という制度が存在します。

この記事では、どのような方が対象になるのか、いくら受け取れるのか、そして手続きはどのように進めるのかを、3つの種類に分けて詳しく解説していきます。

ご自身やご家族が対象となる可能性がないか、ぜひこの機会に確認してみてください。

1. 年金生活者支援給付金とは?公的年金に上乗せされる支援制度の基本

年金生活者支援給付金制度は、年金を受給されている方々の生活をサポートするため、2019年から開始された制度です。

この制度では、定められた受給要件を満たす方へ、2カ月に1回、公的年金の支給日と同じタイミングで給付金が支給されます。

年金生活者支援給付金には3つの種類があり、受け取っている基礎年金に応じて「老齢」「障害」「遺族」のいずれかが支給される仕組みです。

言い換えると、各種基礎年金を受給している方のうち、所得などの条件をクリアした場合に給付金の対象者となります。