貯金1,000万円以上の層が増えている

今回の調査でわかったことの1つが、貯金1,000万円以上の層が増えていることです。2019年度は7.3%、2020年度では11.5%となり4.2ポイント増えています。一方で100万円未満の層で見ると2019年度は43.5%、2020年度は33.8%で9.7ポイント減っています。

貯金額の分布。2019年度と2020年度の比較(出典:リーディングテック㈱の調査より)

貯金額100万円未満では「50万〜55万円」が増えている

100万円未満の中でも5万円未満の層が10.2%から6.4%に減り、「50万〜55万円」の層が5.1%から7.8%に増えました。これは特別定額給付金の影響と思われます。

貯金額の分布。100万円未満で、2019年度と2020年度の比較(出典:リーディングテック㈱の調査より)