人生100年時代の現代、老後がいくつからと捉えるかは個人差が出てきています。
働き方も自由になり、転職もしやすくなりました。そして定年後も働くという方も多くいらっしゃいます。
では、現在の日本人の働き方はどのようになっているのでしょうか。
今回は2020年9月に厚生労働省から発表された「2019年雇用動向調査」から、今の日本の雇用状況をみていきたいと思います。
就業形態で入職者と離職者はどう変わるのか
資料によると令和元年1年間の入職者数は8,435.4千人、離職者数は7,858.4千人となり、入職者が離職者を577.0人上回る結果となっています。
就業形態別になるとどうでしょうか。
一般労働者(パ―トタイム労働者以外の労働者)
- 入職者数:4,383.2千人
- 離職者数:4,171.2千人
入職者が離職者を177.0人上回っています。
これに対して
パートタイム労働者
- 入職者数:4,087.2千人
- 離職者数:3,687.2千人
入職者が離職者を400.0千人上回っています。
このようにパートタイムで働く人が増えていることが分かります。