前項ではパートタイム労働者の入職率が高く出ていましたが、年齢階級ごとの入職者に占めるパートタイム労働者の割合を性別でみてみましょう。
男性
- 19歳以下:70.2%
- 20~24歳:40.2%
- 25~29歳:20.4%
- 30~34歳:24.3%
- 35~39歳:13%
- 40~44歳:13.1%
- 45~49歳:25.5%
- 50~54歳:30.3%
- 55~59歳:26%
- 60~64歳:44.5%
- 65歳以上:69.2%
女性
- 19歳以下:70.8%
- 20~24歳:43.4%
- 25~29歳:32.1%
- 30~34歳:55.7%
- 35~39歳:63.2%
- 40~44歳:59.1%
- 45~49歳:57.8%
- 50~54歳:68%
- 55~59歳:70.1%
- 60~64歳:73.7%
- 65歳以上:89.8%
このように男性と女性ではパートタイム労働者の比率が大きく変わります。
結婚出産などのライフイベントで正規雇用から非正規雇用になる方も多いということでしょうか。
30~34歳で5割を超え、その後は年齢が上がるにつれてパートタイム労働者の割合が大きくなっています。65歳以上になると9割近くの方がパートタイム労働者で占められています。
男性は女性ほどの比率ではないものの、働き盛りの年齢で3割弱がパートタイム労働者であるところは見逃せないポイントです。就職氷河期が関係しているのかもしれません。
また、65歳以上になると7割近くになっており、定年退職を機にパートタイム労働者として働く方が多くなることが分かります。