「審査落ちの理由をいろいろ調べて、この『クレヒスが無いから』というのが一番腑に落ちました。今まで現金主義で、借金もなく生きてきたのが仇になるなんて、考えてもみませんでしたね」と苦笑するAさん。

結局Aさんは、夫の名義で、いつも利用するスーパーのクレジットカードおよび家族カードを作ってもらうことで、無事初めてのクレジットカードを持つことができました。

「でも、落ち込んでいる私に夫が向けた『お前、隠れて借金してるんじゃないのか』という一言は、今思い出しても腹が立ちます。一生許せないかも」

いやはやなんとも、要らぬオマケが付いてきてしまったようです。

まとめ

「よほどの理由がない限り、クレジットカードは申し込みさえすれば作れる」と思っている人は多いもの。でも、意外な理由で審査落ちすることもあるものですね。Aさんの話を聞いて、「勉強になったな…」と筆者はつくづく思いました。

「クレジット」とは英語で「信用」を意味します。「信用」で買い物代金を立て替えてもらうわけですから、審査はこれくらい厳しすぎるほうが安心なのかもしれませんね。

大中 千景