注目すべきなのがコロナ禍のただ中にあった2021年2月期第2四半期の業績です。売上高3625億円、営業利益806億円、四半期純利益498億円と、前年比でそれぞれ12.7%、45.0%、35.1%も伸ばしています。

巣ごもり生活により自宅のインテリアや収納に関心を持つ生活者が増え、また、テレワーク導入により自宅の作業環境を整えたいという需要から、ワークデスク等の売り上げが好調だったようです。

一部店舗の休業も、営業再開後の需要集中とネット通販での売上増加により巻き返しました。特に通販の売上高はここ数年、前年比20〜30%の増加を続けていましたが、今期は56%も伸ばしています。

株価は17年末に18,000円弱、19年末に17,000円程度でしたが、今年度第2四半期の好調を受けて10月時点で22,000円台を記録しています。

ニトリホールディングスの過去10年の株価推移