株価大暴落「ブラックマンデー」が起きた10月19日、コロナ禍の今年は大丈夫か?

この日のNYダウの終値は、前週末比▲507.9ドル安の1,738.7ドル。下落率▲22.6%は、それまでの暴落記録を大幅に更新したのです。

1日の下落率▲22.6%は今も破られていない

ちなみに、現在までの1日におけるNYダウ下落率トップ7は以下の通りです(小数点第2位切り捨て、以下同)。

  • 第1位:1987年10月19日 ▲22.6%
  • 第2位:1929年10月28日 ▲13.4%
  • 第3位:2020年3月16日 ▲12.9%
  • 第4位:1929年10月29日 ▲11.7%
  • 第5位:1931年10月5日 ▲10.7%
  • 第6位:2020年3月12日 ▲10.0%
  • 第7位:1929年11月6日   ▲9.9%

間接的な第2次世界大戦の発端とも言われている1929年の世界大恐慌は、同年10月に起きた一連の株価暴落から始まりました。

実際、この歴代記録を見ても、1929年10月の株価暴落が凄まじかったことが分かりますが、ブラックマンデーはそれを遥かに上回る暴落でした。投資家や証券会社・銀行など市場関係者はもちろん、一般の人々も大パニックに陥った歴史的な暗黒の日だったことは間違いありません。

そして、一連のコロナ暴落時の記録も2つ入っていますので、やはり、今年3月の暴落は特筆すべきものだったことも確かです。

一般に、個別銘柄とは違い、株価指数(NYダウや日経平均株価など)が1日で▲5%下落すれば暴落と言われますから、▲10%超下落は大事件となります。

何しろ、今年3月16日にNYダウが約▲13%下落した時、あのトランプ大統領がツイッターで「God Bless the USA!(神様、米国をお救いください!)」と神頼みしたくらいです。ブラックマンデーはそれをさらに10%上回る暴落でした。

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執筆者

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。