「9,999,999円」の値段がついている商品

フリマでは「9,999,999円」で売っている商品があります。当然ながらこの価格で売るのではなくて、取り置き商品や価格交渉中の商品で、「他のユーザーさんは買わないでね」という意味合いです。さすがにこの値段で買う人はいないですからね。

空や草原の画像になっているもの

フリマアプリでは写真は必須ですが、中には草原や草花の画像になっている商品があります。これは「横取り防止」のためです。

例えば実際に取引されている商品が人気のブランドの商品だと、価格交渉がまとまった後で他のユーザーが買ってしまうこともあります。これを横取りといいます。横取りが起きるのは、「これは自分が欲しいもの」と他のユーザーがわかるからなので、だったら商品がわからないように画像を全く違うものに変えてしまうというわけです。

これに合わせて商品名も変更して「○様専用」となっているので、購入予定者は自分が買う商品が分かります。画像を変えるのは、フリマアプリの特性を踏まえた出品者の策ということです。

まとめ

フリマアプリは個人が取引をしているので、その人の家にある変わったものが出品されることも少なくありません。もしかしたらずっと探していたものが見つかるかもしれませんね。買うときには出品者の評価などを確認しつつ、マナーを守った取引をしていきましょう。

参考

(※)『メルカリ、初の事業戦略発表会 「Mercari Conference 2020」を開催」』メルカリ

川崎 さちえ