その理由は3つあります。
理由1:エリートは忙しいので勉強する時間がない
エリートサラリーマンであればあるほど、常に会社で結果を求められ、とても忙しい日々を過ごしていると思います。ですから、そもそも投資の勉強をする時間があまりありません。
そして、独身のときはお金を使う暇もなく、年収も高いのでどんどんお金が貯まります。しかし、銀行に預けていてもお金は全然増えませんし、年金の不安もあることから、次第に投資に興味を持ち始めます。
そして、新聞広告で目にした不動産投資のセミナーや、知り合いに誘われるがまま、「新築ワンルームマンション投資」のセミナーなどに行くようになるのです。
理由2:「頭のいい自分が騙されるわけがない」と思い込んでいる
実際、投資の勉強をしにセミナーに行くと、すぐに具体的な投資案件の紹介をされることになります。そんなとき少しでも興味を示すと、担当の営業マンがつきます。
そして、「あなたは属性が良いので、ローンが付きやすいですよ!」とおだてられれば、「自分は優秀な投資家になる資格があるんだ!」という錯覚に陥ってしまうこともあるでしょう。
理由3:属性が高いので融資がつきやすい
銀行からすれば、高学歴・高年収のサラリーマンほど稟議を書きやすい人はいません。そして、いったんローンがつくと、「銀行がお金を出すのだから、きっと良い物件なんだろう」と思ってしまうこともあると思います。
しかし、実際には違います。銀行は、投資物件を担保にしているわけではなく、あなたの属性を担保にしているのです。