② 脱衣室と浴室を暖めておく

部屋の急激な温度差は、血圧の大きな変動につながります。前もって脱衣室と浴室は暖め、高齢者の体に負担をかけないようにしましょう。

脱衣室だけ暖めても、浴室に入ったら寒いのでは、効果はありません。どちらか一方ではなく、必ず、脱衣室と浴室どちらも暖めるようにしましょう。

③ シャワーチェアを温めておく

シャワーチェアなどに座って体を洗う高齢者も多いですが、入浴直前にお湯をかけて温めておくと良いです。

シャワーチェアは冷たくなりやすく、座った際にその冷たさに驚いたり、体が冷えたりすることで、血圧が高くなることがあります。入浴の5分~10分前にお湯をかけておいても、いざ座るときには冷たくなっていたのでは意味がありません。

高齢者が服を脱ぎ終わり、浴室に入る直前にお湯をかけて温めましょう。