さいごに

せっかく勉強をするなら「また一からやり直し」になることは避けたいものです。限られた時間で効率を上げるには、エビングハウスの忘却曲線をふまえた復習のタイミングが大切といえます。覚えた直後と翌日には必ず振り返り、徐々に間隔を開けながら復習していきましょう。

これまで「自分には記憶力がない」と思っていた人も、もしかしたら復習のタイミングが悪かったのかもしれません。今回紹介した記憶のメカニズムを活かせば、きっと効果が出るはずです。

また復習のタイミングに加えて、語呂合わせや画像などを活用して記憶することも効果的でしょう。自分に合った工夫をしながらぜひ実践してみてください。

【参考文献】
学び効率が最大化する インプット大全』サンクチュアリ出版 樺沢紫苑(著)
大学受験の神様が教える 記憶法大全』ディスカヴァー・トゥエンティワン 和田秀樹(監修)

田原 未沙記