「もしものとき」は突然やってきます。

終活の一環として、葬儀代などを積み立てておくことができる「互助会」に入会を検討している人も多いのではないでしょうか。

互助会保証株式会社が公開しているデータによると、2020年3月末日現在の互助会の数は全国で245社、加入契約数の総数は2,270万件と推定されています。また、その前受金額は2兆4,733億円(推定)となっています。(※1

(※1)データで知る互助会 互助会保障株式会社

そもそも互助会って?

お葬式の際によく耳にする「互助会」。正式には「冠婚葬祭互助会」といいます。結婚式や葬儀の代金を「掛金」として、分割・前払いしていくしくみ、というとイメージしやすいでしょうか。

この分割前払いを「積み立て」などと呼ぶケースも多いため、積み立て預金のような感覚で利用している人も多いかもしれませんが、あくまでも「代金の前払い」なので、利息がつくものではない点は注意が必要かもしれませんね。(※2

(※2)「契約内容をよく確認 冠婚葬祭互助会の積み立て」独立行政法人国民生活センター