さいごに

「家族に迷惑をかけないため」、と思って加入した互助会が、結果的にトラブルの原因になってしまった…という事態は避けたいもの。

年老いた親の前で、お葬式の話、しかもお金の話を出すのは気まずいな、と思うのは自然なことです。できるだけ、家族みんなが元気なうちに、契約内容などを共有しておくことをお勧めします。

葬儀に関する費用は、亡くなった時のタイミングによっても左右されます。なかには、「現役中に亡くなったので、仕事関係の参列者が多くなった」「年末年始に亡くなったため、一番費用がかかる火葬炉しか開いていなかった」といったケースも。

「互助会に加入しているから」と気を抜かず、予備費として現金を用意しておくと安心ですね。

【参考】
(※1)データで知る互助会 互助会保障株式会社
(※2「契約内容をよく確認 冠婚葬祭互助会の積み立て」 独立行政法人 国民生活センター
消費者生活相談データベース「相談内容」 独立行政法人国民生活センター

LIMO編集部