思い描くゆとりの生活を送るには

たとえ年収が1,000万円あったとしても、きちんとした節約と身の丈にあった生活が大切です。どの世帯にも共通する、「ゆとりの生活」を送るためのマインドについても伺ってみました。

「都心のタワーマンションに住むのがステータスだと思っていましたが、子どもが成長するにつれどんどん余裕がなくなり……今は郊外の古いマンションです。でも、前の家より広くて家賃は下がったので、生活の満足感は上がっています。見栄をはる必要がなくなって、気も楽になりました」(Iさん・38歳)

「人の目を気にして、いい車・いい家・いい暮らしにこだわらないこと。家計簿はしっかりつけて、支出を把握する。独身時代はいつもその場限りで散財し、貯金していませんでした。だから家庭を持ってからはきっちりと締めるところは締めています」(Aさん・44歳)

1,000万円の収入があっても、家賃や住宅ローンなどの固定費をかけすぎていると、あっという間に余裕はなくなってしまいます。ゆとりのある生活を送るためには、やはり収支の把握や節約など、基本的なところを大切にしないといけませんね。