電子マネーで注意したいリスク3選

では、電子マネーで損をしないために知っておきたい3つのリスクについてご紹介します。

リスク①不正利用

2020年に起きたドコモ口座(NTTdocomoの電子マネーサービス)の不正利用は、社会に大きな衝撃を与えました。銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号が流出したことや、サービスが多要素認証に対応していなかったことなどが原因として指摘されています。

今後は企業側のセキュリティ対策が徹底されていくと思われますが、「暗証番号やパスワードを分かりやすいものにしない」「複数のサービスでパスワードを使い回さない」などの自己防衛も必要です。

リスク②「現金化」したいとき・・・

電子マネーのなかには、現金を1度電子マネーにチャージすると現金化できないサービスや、返金できたとしても高い手数料がかかるものがあります。

「大金をチャージしたのに取り戻せない」という事態を防ぐために、「少額ずつチャージする」「あまり使わない電子マネーにチャージしない」などの工夫を取り入れましょう。チャージする前に、その電子マネーが現金化できるかどうかを確認しておくと、より安心です。