自由に使えるお金を10万円確保する夫
都心近くで暮らすNさん(30代男性)は、専業主婦の妻と未就学児の子どもがいる一家の大黒柱。Nさんの口座に振り込まれた給料から毎月決まった額を妻に渡し、家計は妻が管理しています。
しかし、実は数年前に給料が上がったにも関わらず、妻にはそれを伝えていないのだそう。今は自分のこづかいとして10万円を確保しているNさんは、どんなことにお金を使っているのでしょうか。
「服にこだわりがあるんですが、欲しいものがあるときにいちいち妻の確認を取りたくないんです。会社関係での外食もありますし、決して多いとは思いませんよ」
Nさんはときどき出る特別賞与も妻に伝えず、こづかいにしているそう。しかし、自分の通院など自分自身に関わることはこづかいから出しているため、高額な歯科治療を受けたときも家計に影響を与えずにまかなえたとのこと。
「自分としての貯蓄はほとんどないですね。いいときで30万円くらいかな。貯蓄は妻が家計からしっかりやってくれていますし、その金額も把握しています。うちはこれで問題ないと思っていますよ」
妻からは「自由なお金が多すぎるんじゃないか」と疑いの目を向けられているというNさんですが、本人は現状に満足しているようです。